Macの使い方

Macの紛失や盗難に備えて絶対に設定しておきたい「Macを探す」とは?

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Macを盗まれた!どこかに落とした!

 

そんなとき、あなたはどうしますか?

MacやiPhone、iPadといったApple製品を利用している人が、盗難や紛失など、もしものときのために絶対に知っておきたいのが「Mac を探す」という機能です。

今回は、この「Mac を探す」という機能について、設定方法や使い方をご紹介させていただきます。

 

「Mac を探す」とは?

「Macを探す」とは、Appleが提供しているクラウドサービス「iCloud」の機能の一つで、Macが紛失した、または盗難の被害に遭った、といったもしもの時に、地図上にMacの場所を表示したり、見つけやすいように音を鳴らしたりすることができます。

また、遠隔操作でアカウントをロックしたり、内部のデータを消去して悪用されるのを防いだりもできます。

基本的に、「Mac を探す」を設定していない場合、紛失した後で有効化することはできないので、Macをご利用中の方は確実に設定しておくことをおすすめします。

Mac が紛失した、または盗難に遭ったと思われる場合に、Mac の位置を確認し、データを保護する方法を紹介します。

 

「Mac を探す」の事前設定

①すべてのウインドウを閉じた状態で、左上のリンゴマーク→「システム環境設定」と移動。(ちなみに、Launcherから「システム環境設定」と検索しても可)

システムの詳細設定を起動

 

②雲のマークをした「iCloud」というアイコンをクリック

iCloudのアイコンをクリック
注意

もし、あなたが初回起動直後などでiCloudにログインしていなかった場合、以下のようなエラーが出るので、先にiCloudの設定(ログイン)を済ませてください。

「Mac を探す」を利用するにはiCloudへログインする必要有り

 

③iCloudのウインドウが開いたら、サービス一覧の一番下までスクロールする

iCloudのサービス一覧の一番下までスクロール

 

④サービス一覧の一番したの「Mac を探す」のチェックボックスのチェックを入れる。

「Macを探す」のチェックを入れる

 

⑤位置情報サービスを利用するけど大丈夫?と確認されるので「許可」をクリック

位置情報サービスを利用して良いか聞かれるので許可する

 

⑥これで「Mac を探す」機能の設定が完了です

「Macを探す」の設定完了
注意

仮に「位置情報サービス」をOFFにしていた場合は↓のようなメッセージが表示されます。

位置情報がOFFになっているとエラーが出るので注意

下記の記事をもとに、「位置情報サービス」を有効にしておきましょう。

Macの位置情報サービスとは?現在の設定を確認し有効/無効にする方法Macの位置情報サービスって何だっけ? Mac、iPhone、iPadといったアップル製品には「位置情報サービス」という機...

 

「Mac を探す」の使い方

それでは、実際に紛失や盗難に遭い、「Mac を探す」を使いたい場合の方法について見ていきましょう。今回はブラウザを利用する方法をご紹介しますが、iPhoneやiPadをお持ちの方は、iCloudアプリから利用することも可能です。

 

⑧iCloud(https://www.icloud.com/)へアクセス

iCloudへアクセス

 

⑨名前が違いますが、「iPhoneを探す」をクリック

「iPhoneを探す」をクリック

 

⑩パスワードを求めらた場合は入力

iCloudのパスワードを入力

 

⑪ログインが完了したら、画面上部の「すべてのデバイス」をクリックし、所在を確認したいデバイスを選択する

すべてのデバイスから利用したいMacを選択

 

⑫「Mac を探す」の操作画面が開く

※↓の画面は、Macが蓋を閉じている状態。位置情報が検出できないので操作画面のみ。各種の操作は、次にMacの画面が開いた時に開始されるため、もしMacが動作し始めたことを確認できたら、通知を送るチェックボックスも表示されています。

「Mac を探す」の操作画面①

もしMacが利用中でネットにつながっている場合は↓のように地図も表示される

「Mac を探す」の操作画面②

 

「Mac を探す」でできること

「Mac を探す」でできることは以下の通りです。

電池残量の確認

右上の電池マークでおおよその電池残量を確認することができます。

 

サウンド再生

かなり大きな音を鳴らすとともに、↓のような警告を画面に表示することができます。

「Mac を探す」のサウンドアラート

 

ロック

パスコード(4桁の数字)を設定してロックするとともに、画面に特定のメッセージを表示させることが可能です。一度設定すると、本体側でパスコードを入力するまで、Macを利用することができなくなります。

「Macを探す」のロック中画面

また、1点注意が必要なのは、ロックを利用すると、下記の「Macの消去」を利用できなくなります。

 

Macを消去

Macで保存しているデータを全て削除する最終手段です。

 

Macの紛失や盗難に備えて絶対に設定しておきたい「Macを探す」とは?【まとめ】

実は数年前、実際にこの「Macを探す」機能と同じ「iPhoneを探す」機能を利用して、職場の後輩が紛失したiPhoneを見つけたことがあります。

特に事件性があったわけではなく、電車に置き忘れ、その電車がすでに車庫に引き上げた車両だったため、なかなか見つからなかったのですが、該当の機能を利用することで、駅員さんへの説明もスムーズに行われ、無事にiPhoneを見つけることができました。

 

彼は、本当にたまたまこの機能をONにしていたようですが、もしOFFにしてしまっていたら、見つからなかったかもしれません。

下記の位置情報サービスの説明記事でも記載させていただきましたが、位置情報サービスをONにしていると、若干のバッテリー消費にはつながります。

Macの位置情報サービスとは?現在の設定を確認し有効/無効にする方法Macの位置情報サービスって何だっけ? Mac、iPhone、iPadといったアップル製品には「位置情報サービス」という機...

 

しかしながら、もしもの時のことを考えると、絶対に設定しておくべきだと僕は思います。「自分だけは大丈夫」と油断せず、ぜひ利用を検討してみてくださいね。。

 

以上、TSUNJI(@tsunji1983)でした。

 

参考:記事作成時のMacBook Proの環境

  • マシンMacBook Pro(Retina 13インチ)
  • CPU:2.7GHz Intel Core i5
  • メモリ:16GB
  • グラフィックス:Intel Iris Graphics 6100
  • OS:OS X El Capitan
  • バージョン:10.11.6
  • 写真撮影日:2016年8月21日

 

参考:Mac初心者向けの参考書籍

トラックパッドの使い方やiPhoneとの連携など、「使い方」を基本から学べる本。

用途別におすすめのアプリが紹介されている本。

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