ブログのアクセスアップ

人気ブログの作り方|先人のノウハウに学ぶ雑多ブログとのつきあい方

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アクセスアップのためにすべきことは人によって違う

 

ヨメレバカエレバといった、超便利なブログパーツを公開して下さっているかん吉さん(@kankichi)の著書、『人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術』を読んでみました。僕のようにブログを運営して1年未満の人間にとっては、ブログを育てるという視点において、すごく参考になるところが多かったので、そのポイントをまとめておきます。

 

読まれないブログ記事は存在しないのと同じ

私は商品を紹介する記事で、商品名をタイトルにするのではなく、「商品を買った後に待っている快適で素晴らしい生活」をイメージできるようなタイトルを心がけました。専門用語ではなく、誰でも理解できる平易な言葉を使うよう意識しました。

論理的な思考のもとで、ブログ記事を書こうとすると、ついついSEOにばかり目が行って商品名を主軸にしたタイトルとかにしてしまうんですよね。でも、これはブログを書く多くの人が同じように考える=競合がいっぱいいるってこと。

僕は、自分自身のインプットを増やしたいと思って、書評というカテゴリで、読んだ本のおすすめポイントを紹介しているのですが、まさしく商品名でタイトルを構成していました。

そして、本書を機会に、改めてアクセスを解析してみたところ、2016年4月5日現在、公開している11冊の書評のうち、ちゃんと読まれていると確信できたのは↓の1冊のみでした……。

考える技術・書く技術|コンサルタントに必須の論理的な思考法とは?文章力をアップさせたい! そんな思いで、ライティングに関する古典『考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』...

正直なところ、タイトルさえつけておけば、そのうちアクセスされるだろう……なんて甘いことを考えてましたが、大惨敗です。商品名ありきでは無く、記事を読んだあとをイメージさせる(行動を起こさせる)記事、というのはグサッときましたね。

 

毎日更新が無理なら定期更新を

定期更新は大事です。不定期更新のブログを読みに来る人はいません。雑誌だって、週刊、月間、隔月と、発行日が決まっているから、買いに来てくれるのです。

かん吉さんは、毎日更新することを重視されておられます。僕個人としては、それ以上に重視したいものがある、と判断したので、とにかくキーワードや文章量を判断基準にブログを更新することにしました。

https://www.komaroku.com/no-need-to-update-everyday

それでも、完成した記事を闇雲に公開するのではなく、きまった曜日や時間に公開するという観点は、導入すべき手法だと感じました。

現在は、過去記事のメンテナンスや超長文の記事作成に注力しているので、これが落ち着いたら定期更新に着手して効果を検証していきたいと思います。

 

自分を語れ

これからネット上で存在感を出していくには、もう一歩前に踏み出して「自分が主役」のブログを目指すべきです。対象の書籍や商品、情報すらもダシにして、自分を語るスタイルです

特化型のブログでは、必然的に「●●に詳しい人」という印象付けが可能です。一方で、僕のようにいろんな題材を扱う雑多ブログにおいては、このキャラ付けはどうしても弱くなります。

だからこそ、自分の経験を語るべきであり、自分の意見を述べるべきなのです。

これを更に一歩進めると、「自分はこんな人間だ」「ブログを読むとあなたの生活はこう変わる」といったコンセプトを押し出すものへと変えることができます。

数多くのブログが生まれては消えていく昨今において、このコンセプトが有るかどうか、はブログを続けていくうえでも、アクセスを集めていくうえでも、非常に重要な視点といえるでしょう。

 

最も面白いコンテンツは「成長」

もし自分のブログに多くのアクセスを集めたい、人気ブログに育てたいと思えば、これから自分が達成した い目標をメインテーマにすると良いと思います。ゴールに向かって勉強すべきこと、チャレンジすべきこと、考えたことをポストしていくのです。内容は仮説で かまいません。自分で実践して実証していけば良いのです。

自分の成長をコンテンツにするという視点は、ものすごく重要なことなんですよね。

ブログを始めるときにまず決めるのが「何を書くのかということ。この際、自分の得意なことや好きなことをテーマとするのも有りですが、自分がチャレンジしたいことというのも選択の1つです。なぜなら、「独自性(オリジナリティ)」に繋がるから。

あるテーマについて書きたい、と思った時、似たような記事が見つかることが多々あります。「こんなに分かりやすい記事が有るのなら、自分が書いても無駄なんじゃないか……。だったら何を書いたら良いの……?」そんな風に落ち込んでしまうことって有りませんか?

だからこそ、自分がどんな目標をもって、どんな経験をしているのかをまとめることで、他には無いアナタだけのブログを育てる(自分が成長する)ことが必要なのです。

 

結論:必要なのは試行錯誤と検証

本書は、かん吉さんの運営しておられる『わかったブログ』の過去記事をもとに編纂されています。扱われている記事は2011年~2012年と若干古いものになりますが、2015年時点での振り返りが<Blog後記>という形で追記されています。

ひとによっては、そんな古い記事を今さら……、と思われるかもしれません。でも僕にとっては、2011年当時に、検索エンジンに頼らないアクセスの方法を模索するため、試行錯誤しておられる姿にものすごく勇気づけられました。

特に、成長をコンテンツにするという視点は、今年の目標を宣言している僕にとって、ものすごくやる気に繋がりました。

https://www.komaroku.com/want-to-achieve-2016

今後も引き続き、自分にとってのより良いブログ運営を目指して、仮説と検証を繰り返していきたいと思います。

 

以上、TSUNJI(@tsunji1983)でした。

 

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