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読書効果を劇的にアップ!ちょっとした行動で未来を変える52のヒント

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本を読んだ時、その効果を劇的にアップさせる方法を知っていますか?

 

読書は、自分の知らないことを勉強したり、論理的な思考の訓練をしたり、様々なメリットがあります。しかしその一方で、読む人それぞれで、理解度や発展性など、読書後の結果に差がでるのも事実。

では、その「」はどこから生まれるのでしょうか?

そこで今回は、少しでも読書の効率をアップさせ、自分の人生を変えたい!ビジネスで成功したい!と考える人におすすめしたいメンタリストのDaiGoさんの書籍、『ちょっとした行動で未来を変える52のヒント』についてご紹介させていただきます。

全部で52個のヒントのうち、読書効果を高めるために、ぜひ知っておいて欲しいものを5つピックアップしてみました。

 

かわいい動物の写真を見るだけで生産効率が上がる

読書や仕事など、様々な生産活動の中で、すぐにでも取り入れることのできる生産効率アップの方法として、「かわいいものの写真を見る」という方法があります。

広島大学の研究によれば、小動物や人の赤ちゃんのかわいい写真を見るだけで、人の集中は高まります。(中略)かわいい写真を見せて仕事をさせた場合と、普通に作業をさせた場合とでは、見せた場合の方が集中力が高くなり、作業の成績が最大で44%もアップしたそうです。

これ、ほんとうに誰でも、そしていつでも取り入れることができる方法ですよね。

しかもこの「かわいい写真を見る」という行動、疲れた頭を癒やすことが目的かと思いきや、どちらかというと、かわいいもの=か弱いものを見ることで「自分が守らなければ!」という意識が働き、集中力が増すのだとか。

僕の場合、息子の写真を見ながらだと、めっちゃ生産効率が上がるはずです(笑)

 

適度な騒音が有る方が集中力が上がる

実はスタバでドヤ顔する方が集中力が上がる可能性があるんです。

カナダのブリティッシュ・コロンビア大学が、三つの環境で仕事をさせ、人の集中力と創造力がどう変わるかを実験しました。(中略)その結果、被験者が最も集中力を発揮できたのは、二つめの「少しうるさいカフェ」でした。

「少しうるさい環境」というのが70~75デシベルということで、↓のサイトによると「騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m)」と、結構うるさめの環境です。

参考:騒音値の基準と目安 | 騒音調査・測定・解析のソーチョー

ただし、自分の知っている人や会社の名前が出ると、ついつい気になってしまいます(これを「カクテルパーティー効果」といいます)。

そこで本書では、『coffitivity』という海外のカフェの音を聞けるアプリを紹介しています。

coffitivityの起動画面

さっそく入れてみましたが、僕には英語力が無いので、まったく何を喋っているのか分からず、いい感じに読書に没頭できました。おすすめです(笑)

 

夜と朝の二回復習すると、何でも覚えられる

特別な才能がない限り、復習することで記憶は定着していきますが、実はそのタイミングが重要です。

ものを覚えるためには、何度も復習するしかありません。ただし、脳の性質を理解して復習するのとしないのとでは、復習の効果が数段違ってきます。(中略)

脳は、記憶しようとしている情報が本当に必要で、長期間残すべきものなのかどうか、独自に判断しています。その判断基準は「見る回数」と「使う回数」です。その二つが多ければ多いほど、脳はそれを重要な情報だと解釈し、記憶に残そうとします。その回数を稼ぐためにも、夜と朝の二回の反復は有効です。

この技術、もう15年ほど前の話ですが、大学受験のときにものすごく利用していましたね。

英単語などの暗記物は、寝る直前にまとめて行い、間違えたものについて次の朝にもう一回、それでもダメだったものは1週間後にもう一回、みたいな感じで、何度も何度も書き取り練習してました。

 

午前中に適度な日光浴と運動を行うとポジティブになれる

ダイエットなどを行う際、夕食後にウォーキングしたりする人がいますが(というか僕がしていましたが)、実はこれ、体に無駄に負担をかけてしまう可能性があるんです。

脳内物質のセロトニンが不足すると、うつ状態になりやすいことが分かっています。(中略)セロトニンを増やすためには、原料となるトリプトファンを多く含む食品をとりましょう。(中略)

実は、トリプトファンをセロトニンに変えるためには、適度な日光浴と運動が必要なのです。不思議なことに、この二つが両方とも揃わないと、トリプトファンはセロトニンに変わってくれません。

夜に運動をすると、目が冴えてしまい睡眠の質が下がります。そして朝ギリギリまで寝てしまい、一日なんかボーッとしてしまう……。時間が無いからと朝ごはんを抜いてしまったりなんかするともう最悪です。

どうせ運動をするなら日中に、できれば日光を浴びながら30分程度の運動を行うことで、体内時計を調整して脳の動きを活性化するとともにトリプトファンをセロトニンへ変えることができるのです。

人間はポジティブな時の方が、記憶力や理解力がアップするので、朝のうちに日光浴&運動をすることで、読書効率を一気にアップさせることもできます。

 

レビューで読む本を決めない

欲しい本があるとき、ついついAmazonのレビューとか気にしてしまいますよね。でもそのレビュー、あなたにとって本当に意味が有るのでしょうか?

その本が自分にとって面白い本かどうかは、手に取ってみないと分からないということです。他人が書いたレビューや評判で判断して、本を選んでいるようでは、なかなか良書には出会えません。

なぜレビューで本を選んではいけないのか、それは「そのレビューがあなたのものでは無いから」です。つまり、あなたと全く同じ経験・考え方をする人間がいない以上、そのレビューでどんなに良いことを書いていても、あなたにとって良い本かどうかは、実際に見てみないと分からない、というわけです。

自分にとって良い本を選ぶ方法は「書店で実際に手に取って見てみる」というのが一番です。

 

読書効果を劇的にアップ!ちょっとした行動で未来を変える52のヒント【まとめ】

読書効率をアップさせる上で最も重要なことは、本書の「はじめに」でも触れられているように「実践すること」です。

 

これまでにも、何冊かDaiGoさんの書籍は紹介させていただきました。
お悩み解決系とでも言いますか、ユーザーの悩みに対して心理学的観点からその解決策を紹介するような書籍もあります。

ネガティブな人のための"悩み"や"苦手"を克服する1分間の心理革命あなたはポジティブですか?ネガティブですか? もしあなたが「自分はネガティブだ」と感じるなら、今、何か悩みはありますか?そ...
人生がラクになる7つの方法|あなたの悩み事を解決するためのQ&A特集あなたはいま、悩んでいることがありますか? メンタリストDaiGoさんの著書の、大人買いシリーズ第4弾として『 人生がラク...

これらの本も、実際に自分が試してみて初めて「役に立つQ&A」となるでしょう。

 

ただし、「いきなり全ての内容を理解・記憶してすぐに実践する」というのは、いくらなんでも難易度が高いですよね?

そこでおすすめなのが、「本の中でもっとも心に響いた1つについて実践してみる」という方法です。

そしてもし、上手くできた!と感じたら、もう一度同じ本を読んでみて、次に自分の生活(人生)に取り入れるものを決める、というように、徐々に実践するものを増やしていくのです。

この手法だと、「取り入れることができた!」という成功体験を積み重ねることで、次の実践をよりポジティブに取り組めるようになるので、より高い効果を期待できます。

 

本書は、以下で紹介する目次のように様々な場面でのヒントが掲載されていますので、読書効果を高めたい!という方は、ぜひどれかを実践してその効果を試してみてください。

ちなみに僕は、毎日20秒間鏡の前で笑顔を作ってみようと思います。

 

以上、TSUNJI(@tsunji1983)でした。

 

参考:本書の目次

参考までに、本書の目次を載せておきます。これは!』と思うところがあればぜひ読んでみてください。

はじめに

Chapter1 人間関係がラクになる11のヒント

Chapter2 デキる人になる17のヒント

Chapter3 イライラや不安が消える12のヒント

Chapter4 恋愛の達人になる12のヒント

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