WordPressでブログを始めるにはレンタルサーバーが必要ですが、たくさんありすぎてどこが良いのかさっぱり分かりませんよね。

初めてレンタルサーバーを借りる人にとっては「本当に自分でも使いこなせるの?」と不安になる気持ちも分かります。

それでも、もしあなたが長くブログを運営するつもりなのだとしたら、僕は全力で「エックスサーバー」をおすすめします。

なぜなら、僕が私用や仕事で使っているレンタルサーバーの中で、エックスサーバーが最も記事の執筆に専念できるレンタルサーバーだと実感したからです。

今回は、1年間のブログ運営やホームページ制作の仕事を通して実感した、「エックスサーバーでWordPressブログを運営する快適さ」についてご紹介させていただきます。

【記事更新履歴】
  • 2016年11月5日 ブログを1年間運営したことで見えてきた「WordPressブログをエックスサーバーで運用する快適さ」を伝えるために大幅に記事を修正しました。


エックスサーバー公式サイト

 

最初からエックスサーバー推しだったわけでは無い

実は、WordPressを運営するレンタルサーバーとして、最初からエックスサーバーをおすすめしていたわけではありません。

僕はホームページ制作の仕事をしているのですが、会社や顧客のレンタルサーバーには「ロリポップ!」や「さくらインターネット」などの価格重視のレンタルサーバーを利用してきました。

しかし、設置した問い合わせフォームが動かず丸一日なやんだり、ホームページの表示を早くするために.htaccessを設置したらサーバーエラーが出たりと、Googleさんに質問しまくる日々……。

そんな時、勉強にもなるし個人のブログを始めよう!と思いたち、せっかくだから人気のレンタルサーバーをちゃんと比較してみるか!といろいろ調べた中で出会ったのが「エックスサーバー」でした。

「個人的に試してみて上手くいったら仕事でも使おうかな~」程度の軽い気持ちで利用を開始したのですが、すぐにエックスサーバーの手軽さ(手間の少なさ)を実感

いまでは、仕事で使っているレンタルサーバーを、どんどんエックスサーバーへ変更していっています。

 

ブログ開設するために比較したレンタルサーバー

まず、当ブログを始めるために比較したレンタルサーバーについてご紹介します。

ロリポップ

  • エコノミー(月額100円~)
  • ライト(月額250円~)
  • スタンダード(500円~)
  • エンタープライズ(月額2,000円~)

の4つのプランが有る、超有名なレンタルサーバーです。

仕事で時々使う事があり、価格の割にはWebマニュアルがしっかりしてるな~ということで印象に残っていたので、当初はスタンダードプランを中心に検討していました。(というか、最初はほぼロリポップ一択で始めるつもりでした…)

 

さくらインターネット

  • ライト(月額129円~)
  • スタンダード(月額515円~)
  • プレミアム(月額1,543円~)
  • ビジネス(月額2,571円~)
  • ビジネスプロ(月額4,628円~)

の5つのプランが有る、こちらもかなり有名なレンタルサーバーです。

こちらもロリポップ!と同様、仕事で使ったことのあるサーバーということで選考対象にしていました。比較対象としたのはスタンダードプランです。

どちらかと言うと前職で制作部にいた頃(約5年ほど前)によく触っており、さくらインターネットから別のサーバーに移転するためにかなり苦労した記憶があります。

 

エックスサーバー

  • X10(月額1,080円~)
  • X20(月額2,160円~)
  • X30(月額4,320円~)

の3つのプランが選べます。

ブログを作ろうと決めた当初、できれば月額の費用を500円程度に抑えたいな~ということでロリポップ!やさくらインターネットを検討していました。

しかし、ふとした思いつきででいつも見ているお気に入りのブログが利用しているレンタルサーバーを調べてみると、ネームサーバーが『xserver.jp』となっているものがすごい多い!

一躍、X10プランが選考の最有力に躍り出ることになりました(笑)

 

wpX

  • レンタルサーバー(月額1,000円~)
  • グレードA(月額500円)
  • グレードX(月額50,000円)

エックスサーバーを検討する流れで、候補の一つになったのがこのwpXレンタルサーバー。

WordPressでのサイト運用しかできない代わりに、速さと安定性を確保した、パンチの効いたレンタルサーバーです。通常のレンタルサーバーの他に、計7つのプランを選べるクラウドサービスも取り扱っています。

エックスサーバーと同程度の価格帯、ということで、wpXレンタルサーバーで考えてみました。

 

サーバー選びで重視したポイント

仕事でWordPressを利用していることもあり、レンタルサーバーを借りてWordPressでブログを運用することだけは最初から決めていました。

様々な口コミがある中で、僕がWordPressブログを運営するためのレンタルサーバーを選ぶにあたって重視したポイントが3つあります。

 

1.自由度の高さ

まず1つめのポイントが、やってみたいと思ったことを制限なく試すことのできる自由度をもったレンタルサーバーはどれか?ということ。

基本料金が500円程度のものと、1,000円程度のものを単純に比較するべきではないと思いますが、それぞれのレンタルサーバーの機能を一覧にすると以下のようになります。

why-chose-xserver-01

ロリポップ!の転送量・サポート体制が強化(2016年11月5日追記)

記事を作成した2015年11月は上記のような機能でしたが、今回、記事を追記するために、各社のサービスについてもう一度しらべたところ、ロリポップ!の1日の転送量の上限が10GB→100GBへ増加、またスタンダードプラン以上であれば電話サポート有り、と改善されていました。

僕がブログを運営する中で実施したいことは以下のようなものです。

  • Webライティングスキルの向上
  • WordPressのテーマやプラグインのテスト
  • HTML/CSSコーディングの勉強
  • JavaScriptやjQueryのテスト
  • その他、Web制作・集客に関する検証

これらの目的を達成することのできるレンタルサーバーに必要なのが「自由度の高さ」というわけです。

例えば、容量を気にせずにファイルをアップできる「サーバー容量」や「転送量」、テスト環境を構築するための「サブドメインの数」や「制限の少なさ」といったところですね。

この「自由度」という点から考えると、サブドメインが無制限で利用でき、データベースが50個利用できるエックスサーバーは、単純計算で50個のWordPressを運用することができ、かつ制限も少ないということで、選択の強い後押しになりました。

 

2.安定性

次に2つめのポイントが、WordPressが早くかつ安定して動くレンタルサーバーはどこか?ということ。

WordPressは、phpによって動的なページを生成するCMS(コンテンツマネジメントシステム)で、ユーザーがブログにアクセスしてくれるたびに、プログラムが動いて文章や写真を表示します。

サーバー上アップしたhtmlファイルを閲覧するだけの静的ページと比べると、毎回プログラムが動きながらコンテンツを表示するため、アクセスが多くなるほどサーバーへかかる負荷も大きくなります。

そこで、比較した4つのレンタルサーバーのそれぞれのプランについて、プログラムを動かす際の負荷を軽減し安定性を確保するために、どんな機能が有るかをまとめてみました。

why-chose-xserver-02

APC(Alternative PHP Cache)は、一度実行したPHPをサーバー上にキャッシュとして保存することによって、同じ処理にかかる手間を軽減し高速化を目指す『PHPアクセラレータ』の1つです。

同じプログラムの処理を効率的に実施することで、表示の高速化を期待できるとともに、1つ1つの処理にかかる負担を軽減することにも繋がるため、サーバーの安定化にも役立ちます。

同様に、FastCGIは、CGIやPHPなどのプログラムが初回実行される際に、そのプロセスをサーバー側で記録することによって、プログラムの起動や終了にかかる時間を短縮し、速度の向上や負荷の軽減を目指すサーバインタフェース仕様の1つです。

こちらもAPCと同様に、サーバーの負荷の軽減に効果を発揮します。

上記の図で記載しているように、エックスサーバーはAPCとFastCGIの両方を利用できます。また、これに加えて、mod_pagespeedという、Googleが公開している高速化モジュールも利用が可能です(利用するかどうかは全て任意)。

wpXレンタルサーバーについては、「独自の最適化」ということで、何が実行されているか見えづらいのが難点でした。

 

3.不満の少なさ

3番目のポイントが、ネガティブな口コミの少ないレンタルサーバーはどこか?ということ。

僕はこのブログをゆっくりで良いので、たくさんの人に見てもらえるブログに育てていきたいと思っています。だからこそ、できる限り見てくれる人へのストレスの少ないサーバーを選びたい、と考えました。

そこで、実施にそれぞれのサーバーで「サーバー名+遅い」といったキーワードで検索してみることにしました。

『ロリポップ 遅い』

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『さくらインターネット 遅い』

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『エックスサーバー 遅い』

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『wpX 遅い』

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予測変換の候補を見る限り、やはり月額費用の安いロリポップ!やさくらインターネットが苦戦していますね。(こちらも、月の利用料金が違うなかで単純に比較することはできませんが……)

僕自身、仕事で両方のレンタルサーバーを利用していますが、WordPressブログをバックアップするためのプラグインである「Duplicator」が上手く動かなかったり、.htaccessを利用するのに独自のカスタマイズが必要だったりと、すこし手間がかかるのは事実です。

もしあなたが「多少費用はかかっても、ストレスの少ない環境でブログを運営したい」という場合は、エックスサーバーやwpXレンタルサーバーを選ぶのが安全でしょう。

 

「WordPressが遅い=レンタルサーバーが全部悪い」と判断するのはちょっと待って!

「WordPressの表示の遅さ」という観点のみで考えると、「遅い」と予測検索される(=多くの人が検索している)ことが、即、「そのレンタルサーバーがダメ」という結論に至るわけではないことに注意してください。

WordPressの表示の遅さは、記事中の写真の質や量、プラグインの数など、レンタルサーバー以外で原因が見つかることもあるからです。

 

WordPressでブログを運営するならwpXが良いのでは?

WordPressでブログを運営するのであれば、特化した性能を誇るwpXレンタルサーバーが良いのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。

特に、速度に関しては、ネガティブな検索候補すら出ません。それだけ、利用ユーザーからの満足度が高いサービスだといえます

ただ、wpXレンタルサーバーはWordPressのインストールが完了した環境でのスタートのため、以下のことができません。

  • ドメイン/wp-content/ 以下のフォルダにしかアクセス出来ない
    (WordPressアドレスとサイトアドレスを別々にしたりもできない)
  • SSHでの接続ができない
  • 1つのドメインに対して1個のWordPressしかインストール出来ない
    (http://hogehoge.com/test/ ←みたいにフォルダを分けて別のWordPressをインストールしたりできない)
  • キャッシュ系のプラグインとの相性が悪い
    (サーバーの機能としてコンテンツをキャッシュする機能は有り)
  • 関連記事やおすすめ記事を表示するプラグインを使いづらい
    (常時通信系のプラグインを導入すると、エックスサーバーとかとあまり速度が変わらない)

高速表示や安定性は確かに魅力的ですが、あれこれ触ってみたたい僕にとっては、ちょっと制限がキツすぎるので、泣く泣く諦めることにしました……。

 

エックスサーバーを1年間つかってみた感想(2016年11月5日追記)

ブログを1年間運営してきて感じているのが、エックスサーバーは本当に楽だということ。

ブログごとにPHPのバージョンを変更したり、高速化設定のON/OFF選んだりできるだけでなく、ブログ運営者が頭を悩ませる海外からのスパムアクセスについても、サーバー上で除外することが可能です。

2016年7月からは、無料&無制限で独自SSLを利用できるようになり、HTTPS環境を構築するのもめちゃくちゃ簡単になりました。

もちろんロリポップ!やさくらインターネットに比べると、エックスサーバーの方が月額のコストはかかりますが、時々実施しているキャンペーンでドメインが1つ無料でついてきたり、上記のとおり独自SSLが無料で利用できたりと、嬉しい特典もあります。

表示速度やセキュリティなど、ブログ運営以外で発生するストレスの元を全て解決してくれるので、「作業にかかる時間=コスト」と考えると、むしろ安いとすら感じるようになりました。

記事の執筆に集中できるエックスサーバーを選んで、本当に良かったと思っています。


エックスサーバー公式サイト

 

WordPressでブログを運営するのにおすすめのレンタルサーバー選びまとめ

僕自身は、ブログ運営における自由度の高さ(制限の少なさ)、WordPressを動かすうえでの安定性、不満の少ない表示速度、という3つの観点からエックスサーバーを選びました。

普段の仕事においても、WordPressのバックアップ系プラグインが上手く動かず、データベースを直接バックアップするなどの手間がかかりますが、後々の快適な環境のための我慢して、ロリポップ!やさくらインターネットから、順次エックスサーバーへまとめていっています。

まずは安い初期投資でブログを始めて、アクセスが増えてからサーバー移転を考えれば良い、という意見もありますが、僕自身は「将来的な手間」と「月額500円のコスト増」を比べると、最初からエックスサーバーを選んだ方が圧倒的に楽だと感じます。

もしあなたが「長くブログを続けていきたい」「記事を書くのに集中できる環境が良い」という想いをもっているなら、きっとエックスサーバーが強力にサポートしてくれるでしょう。

以上、TSUNJI(@tsunji1983)でした。


エックスサーバー公式サイト