ブログを運営して初めて、「取材される経験」をしたTSUNJI(@tsunji1983)です。

楽天ポイントの不正利用被害は今も続いている!

僕は過去に楽天ポイント不正利用の被害にあい、その経緯をブログでまとめました。

ただ、記事を公開した2016年7月に愛知県警が中国籍の大学生を検挙しており、「事件は解決したのかな~」と思っていたんですよね。

でも、該当の記事は2017年5月現在、毎月1,000PVほどのアクセスがあり、月に1~2件はSNSでシェアいただいたり、問い合わせフォームからコメントをもらったりしている状態……。

そんなある日、朝日新聞名古屋報道センターの記者さんから、「今もまだ同様の手口の犯罪が続いているため、注意喚起の記事を書きたい。当時の思いや対処したことについて取材させてもらえないか?」と連絡が入りました。

当時の楽天や警察とのやり取りは本当にめんどくさかったですし、「自分のように犯罪に巻き込まれる人が減ってほしい」と考えていたので、約1時間ほどの電話による取材を受けさせていただきました。

その記事が、本日(5月27日)の夕刊、および朝日デジタル(電子版の朝日新聞)に掲載されておりますので、「どのような手段の犯罪なのか」「被害にあったらどうすれば良いか」「被害を防ぐにはどうすれば良いか」という観点で当時の記事をまとめなおしてみます

 

楽天ポイント不正利用って何?

「楽天ポイント不正利用」とは、読んで字のごとく楽天ポイントを勝手に利用される犯罪です。

代表的な手口は、楽天のアカウントを乗っ取った上で、公式アプリの「バーコードを表示して保持しているポイント分の商品を購入できる機能」を利用してコンビニなどで商品を購入する、というもの。

当時の経緯をものすごく詳細に記載した記事は以下(楽天とのメールのやり取りも全て掲載しているのでかなり長文です)。

 

この「楽天ポイント不正利用」の悪質なところは、以下の3点。

  • クレジットカードの不正利用に比べると気が付きにくい
  • 楽天アカウントのパスワードを変更するだけでは被害を防げない
  • 楽天の規約では「楽天ポイント」についての補償がない

それぞれについて詳しく説明します。

 

クレジットカードの不正利用に比べると気が付きにくい

まずクレジットカードを不正利用された場合、少なくとも月に1回は利用明細が届くため、不審なカード利用に気がつく可能性が高くなります。

一方で、楽天ポイントのようなポイントサービスは、獲得ポイントや利用ポイントを通知する設定にしていなければ、「ポイントが減った」ということにすら気がつかない可能性だってあるんです。

 

楽天アカウントのパスワードを変更するだけでは被害を防げない

不正アクセスされたことを楽天が感知すると、「【楽●天】パスワード初期化のご連絡」というメールが届きます。

このメールが届いたときにパスワードを変えたとしても、「楽天ポイント不正利用」の被害は防げない可能性があります。

なぜなら、パスワードを変更する前にアプリでログインが完了していた場合、たとえパスワードを変更したとしてもアプリ側はログインしたままになってしまうからです。

なので「パスワードを変えたから安心!」と油断していると、気がついたときにはポイントが減っていた、なんてこともあるので注意してください。

少なくとも、以下の記事で説明する3点は必ず確認すること!

 

楽天の規約では「楽天ポイント」についての補償がない

クレジットカードが不正利用された場合、各クレジットカード会社で補償を受けることができます。

同様に楽天ポイントについても補償を受けることができるかと思いきや、実は、楽天の会員規約には「楽天ポイントの補償はしない」と明記されているのを知っていますか?

楽天は、ポイント利用時に入力されたIDおよびパスワードが登録されたものと一致することを楽天が所定の方法により確認した場合には、会員による利用とみなします。それが第三者による不正利用であった場合でも、楽天は利用されたポイントを返還しませんし、会員に生じた損害について一切責任を負いません。

楽天会員規約 第11条第2項

僕の場合は、幸いにしてポイントを返還してもらうことができましたが、「規約に書いてあるとおり補償はしません」と言われた場合、泣き寝入りしなければならない可能性すらあったのです。

 

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もし「楽天ポイント不正利用」の被害にあったらどうすれば良いの?

僕が「楽天ポイント不正利用」の被害にあったときにやったのは以下の3点。

  • ポイントを不正利用されたコンビニに電話して事実確認
  • 楽天に報告
  • 警察に報告

この時僕が意識していたのは、楽天会員規約における「ログインしたユーザーが利用したポイントは会員本人が利用したものとみなす」という部分を否定するために、「無関係の第三者が利用したことをなんとか証明できないか」というものでした。

詳細は下記の記事でも記載しています。

また、楽天へ連絡する際は、時間帯によって利用可能な連絡手段が異なるので注意してください。

あと、警察に被害届を出す際は、事前に準備をしておくとスムーズに進みますので、合わせて以下の記事もご確認をば。

 

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「楽天ポイント不正利用」の被害を防ぐ方法は?

さて、これまで説明してきたような「楽天ポイント不正利用」の被害にあわないためには、どのような対処をすれば良いのでしょうか?

重要なのは、「自分の情報は自分で守る」という意識を持つこと

「大手サービスだから安心」なんて思ってはいけません。大手だということはつまり、「たくさんの人が利用している」ということであり、「犯罪者に狙われやすい」という意味でもあるんです。

楽天を利用する場合には、最低でも以下の記事で書いているようなセキュリティの設定を変更しておきましょう。

 

また、クレジットカードそのものの不正利用についても危機感を覚え、事件に遭遇した当時は楽天カードしかクレジットカードを持っていなかったので、以下の観点から数枚のクレジットカードに分けて家計の運用を行うようになりました。

(楽天カードについても、後述の理由から利用し続けています)

  • それぞれのクレジットカードで決まった支払いを行うことで、不審な利用に気が付きやすくなる
  • トラブル発生時に支払い方法の変更ができる

これらの方法はあくまで我が家の場合ですが、自分なりの異変に気づきやすい環境を工夫してみてください。

 

まとめ

当時の記事でも記載させていただきましたが、僕が「楽天ポイント不正利用」について記事にしたのは、「楽天を使ってはいけない!」と警告したいわけではありません

我が家では、もうすぐ2歳になる息子と生後2ヶ月の娘がいます。

二人の子どもを育てるうえで、楽天市場をはじめとしたネットショップにどれほど助けられていることか(笑)

世の中には、「想定外を想定する」という言葉があります。

「同じIDとパスワードばっかりだと危険かも?」とか「めんどくさいけど我慢して二段階認証を使おうかな」など、危険を予測して対処を考えましょう

僕の書いた記事で少しでも同じような犯罪に巻き込まれる人が減ることを願っています。

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