持ち込みでのバイク売却ってどうやればいいの?
僕は自分のスカイウェイブを売却するにあたって「訪問査定」を選びました。バイク王やレッドバロンへの持ち込みも考えましたが、近所に実店舗が無く、帰りの交通手段が手配できなかったからです。
一方、僕の10年来の親友はレッドバロンでバイクを購入し、同じような時期にレッドバロンで売却したとのこと。
そこで今回は、友人に聞いたバイクをレッドバロンに持ち込んで売るときの手続きと3つの注意点についてご紹介させていただきます。
この記事の目次
レッドバロンにおけるバイク売却の流れ
レッドバロンでバイクを売る時の大まかな流れは以下の通り。
- 電話で持参する日時を調整
- 下記準備物を持ってレッドバロンへ
- バイクの査定&金額提示
- 値段交渉
- 売却決定
- 契約書の締結
- 代金の受け取り
ちなみに友人によると、店舗によっては売却後に最寄りの交通機関の駅まで送ってくれるところもあるようです(事前確認必須)。
持参が必要なもの
当日持参が必要なのは以下の5点。これは訪問査定のときと全く同じですね。
- 軽自動車届出済証(排気量によって、標識交付証明書/自動車検査証)
- 自賠責保険証
- 免許書
- 印鑑
- 銀行口座
基本的にレッドバロンは即日現金手渡しですが、買取金額が大きい場合には、安全面の観点から銀行振込を依頼されることもあるので、念のため「銀行口座」も準備しておくと安心です。
レッドバロンでバイクを売るときの注意点
①買取対象の車種かを事前に確認する
レッドバロンは「中古車の買い取り→自社での整備→自社での販売」という流れの会社です。
なので、自社で扱うことのできないバイクは買い取ってもらえません。
現行の車種であればほぼ間違いなく買い取ってくれますが、年式の古いものや走行距離があまりにも長いものについては、ちゃんと買い取ってもらえるか事前に電話確認しておきましょう。
いざ持っていったものの、「ウチでの買い取りは無理。どうしてもというなら無料で引き取るけど?」みたいな話になってしまってはもったいないですからね。
②先に別の会社で査定してもらう
バイクを売るとき、いきなり最初にレッドバロンへ持っていってはいけません。
なぜなら、レッドバロンは定期的に買い取り金額アップキャンペーンを実施しているからです(125cc以上のバイク対象)。
ただ、キャンペーンを適応してもらうためには、「実車を見た上での他社の査定を証明するもの」として「査定票」や「名刺」が必要になります。
レッドバロンのHPでは、最低限「名刺」があれば、事実確認に時間はかかるものの、なんとかなりそうな雰囲気がありますが、ネットの口コミを見る限り名刺だけだと数千円しか適応してくれない場合もあったようです。
なので他社の査定では、「家族と相談するから、査定額の証明になる書類を作ってもらえないか?」などとお願いして、なんとか「査定票」もゲットできるように頑張りましょう!
③いきなり持っていかない
自分はわざわざバイクを持参するのだから、いつ行っても良いよね?なんて思ってませんか?
確かに、いつ行ってもレッドバロンは嫌がらないでしょう。しかし、すぐに査定してもらえるかというと、そうでは無いんです。なぜなら、査定担当者が外出などで不在のこともあるからです。
せっかく持って行ったのに1時間待ちぼうけ、なんて嫌ですよね?事前に、いつごろ持っていけば良いか電話で確認するようにしましょう。
レッドバロンの買い取り金額アップキャンペーンの仕組み
ちなみに、レッドバロンはなぜ買い取り金額アップキャンペーンを実施できるのでしょうか?
訪問査定に来てくれた業者の中には、自社での販売能力が無いため、業者専用のオークションに出したり、他社へ転売したりする会社があります。
この転売先の1つがレッドバロンなんです。
仮にあなたが訪問査定に来てくれた業者に10万円でバイクを売ったとすると、その業者はレッドバロンに10万円以上で転売する形になります(だいたい3~5万円アップらしい)。
つまり、レッドバロンからすると、買取業者から買うのも、あなたにちょっと査定金額を上乗せして買うのも、コスト的には変わらない、というわけです。
ただし、「査定票」と「名刺」があれば無条件で3万円高く買い取ってくれるわけではありません。レッドバロンも利益を出さないといけないので、車種や年式によってすごく細かく買取金額の上限が決まっているそうです。
ごくまれなケースではありますが、訪問査定の業者がものすごく頑張って査定金額をアップしてくれていた場合には、レッドバロンに持っていっても数千円しかアップしない、なんてこともあると覚えておいてください。
レッドバロンでバイクを売るときの手続きと注意点まとめ
友人に話を聞いたり、自分が訪問査定でバイクを売ったりした経験から考える理想の流れとしては以下の通り。
- 最初にレッドバロンに「バイクの売却を検討中」と連絡して、自分のバイクが取扱可能車種かどうかを確認するとともに、ざっくりの買い取り額をヒアリング
- 他社(訪問査定など)で査定
- レッドバロンの相場より訪問査定の金額が高ければそのまま売却
- 査定金額が不十分なら、訪問査定の業者には名刺と見積書をもらい、レッドバロンに電話
- 見積額等を伝えたうえでキャンペーンの利用ができるか再確認し、持ち込み日の予約をする
ちなみに、初めてバイクを売却する場合は「訪問査定」の方が相場を調べたり交渉内容をじっくり考えたりできるのでおすすめです。
僕が実際に3年ほど乗っていたスカイウェイブを売却したときは、最初27,000円と言われた買取価格を最終的に10万円までアップさせることができました。
「自分が今乗っているバイクはレッドバロンで買いました」という人以外は、まずは「訪問査定」で頑張ってみて、それでも希望買取価格まで届かなかった、という場合に限りレッドバロンへの持ち込み査定を検討するくらいで良いのではないでしょうか。
以上、TSUNJI(@tsunji1983)でした。
「準備しないとダメだとは思うけど、やっぱりめんどくさい!」「交渉するのなんて無理!!」という方は、バイクの写真と情報を登録するだけで買取店との交渉はすべて丸投げできる『カチエックス』というサービスもあります。
「手間はかけたくないけど、できるだけ高く買い取ってほしい」という方は、検討してみてください。