34歳で購入したマイホーム

あなたは当てはまる?住宅ローンに通りやすい人の3つの特徴とは?

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「ローンを組もうと思ったら審査が通らなかった」なんてことを聞いたことはありませんか?

ここ数年の超低金利の状況においては、銀行はできるだけたくさん&長くお金を借りてほしい(利息分の利益がでるので)ものですが、それでもローンの通りやすさに違いはあります。

そこで今回は、僕が実際に住宅ローンを組む上で、銀行の担当者に聞いた「住宅ローンに通りやすい人の特徴」についてご紹介させていただきます。

 

年収の何倍の借り入れを希望するのか

銀行としては、できるだけたくさんのお金を借りてほしいわけですが、一方で「ちゃんと支払う能力が有るか」という意味で「年収」が重要な指標となります。

例えば、『ローンは年収の何倍が良い?返済額の年収比率を必ずチェックしよう!』という記事でも書きましたが、大体年収の6~7倍くらいまでであれば、あっさり融資が通る可能性が高いです。

(銀行担当者によると、最近は「年収の5倍くらいまでの物件がおすすめ!」といった書籍が多く出版されており、年収の7倍の融資をすることはごく稀になったそうです)

 

安定した収入(3年以上の勤続年数)

「年収額」と同時に重視されるのが、「その年収が安定したものなのか」ということ。

特に会社員の場合、「3年以上の勤続年数(過去3年以上、安定した収入が有る状態)」がよく基準になります。

実は僕の場合、急遽マイホームを購入することになったので、勤続年数が2年6ヶ月しか無く、融資してくれる銀行を探すのにけっこう苦労しました(金利が高くなりやすい)。

また、自営業の方の場合この審査は特に厳しくなりがちで、事前審査の段階で過去3年分の収入証明書(所得証明書)を求められる場合もありますので注意してください。

 

ローンの借り入れ状況について正確に把握していること

ローンの審査を受ける段階で、「他に車と奨学金のローン返済中ではありませんか?」と必ず聞かれます。

このときに重要なのは、「他でローンを組んでいるかどうか」ではなく、「他で組んでいるローンについて正確に把握しているか」です。

例えば、「残債がいくらでいつごろ完済予定なのか」や、意外と見落としがちな「スマホの本体代の割賦金」など、自分の財政状況についてちゃんと知っているかどうかを聞かれるわけです。

「黙っていれば分からないだろう」と思っていたら大間違い!

個人信用情報」というもので、ローンの借り入れ情報やクレジットカードの利用状況(分割支払いなど)が管理されているので、一発で分かってしまいます。

 

まとめ

今回紹介したのは、あくまでも基準となる指標であり、「保証料を多めに設定する」とか「自己資本比率が10%を超えるように頭金を用意する(物件価格の1割以上の頭金を支払う)」などの条件によって、住宅ローンの通りやすさは変わります。

ものすごくざっくり言うと、「会社員で勤続年数が3年を超えていて、他にローンを組んでいない人が年収の5倍前後の住宅ローンを組む」という場合がもっとも住宅ローンに通りやすいので、自分がその条件に合致しない場合は、他の条件で差を埋める必要がある、と覚えておいていただけば問題ないかと。

(まさしく僕は、勤続年数が3年未満だったので、住宅ローンの保証料が物件価格の2%だったところ、3%に引き上げることによって、無事に住宅ローンに通りました。)