34歳で購入したマイホーム

住宅ローンの事前審査って何をするの?どれくらいの期間がかかる?

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マイホームを購入するまでの基本的な流れと契約に必要な準備物まとめ』という記事の中で、内覧に行った物件が気に入れば、住宅ローンを組むことができるか「事前審査」を受ける必要がある、とご紹介させていただきました。

では、「事前審査」とはどんなことを審査され、どれくらいで結果が出るのかについて、我が家の事例をご紹介させていただきます。

 

住宅ローンの事前審査とは

住宅ローンの「事前審査」とは、各銀行が本審査を行う前に「その人に住宅ローンを支払う能力があるか?」を確認してくれるサービスのことです。

住宅ローンの本審査では、借りる人の年収や勤続年数、その他に借り入れているローン(自動車ローンや奨学金の返済など)の有無によって、最終的な金利が決定します。一方、事前審査において問われるのは「支払い能力」なので、将来的に金利が上がった場合にも問題無いかを測るため、通常よりかなり高い金利でチェックを受けることになります

ちなみに我が家の場合、35年固定の住宅ローンを組む予定で事前審査を受けたところ、「3.5%の審査金利」で融資の内諾をいただきました。(最終的な支払い金利はもっと低くなる予定)

この事前審査の承認を受けておけば、最終的な金利は審査金利より低くなる可能性が高いので、「より確実に支払いが可能」ということで、本審査も高い確率で承認を得ることができるでしょう。(申告漏れのローン等が有った場合を除く)

 

事前審査の受け方と準備物

不動産仲介業者の案内で物件を内覧している場合、基本的に業者に頼むだけでOKです。一方、自分の会社のメインバンクやネット銀行で事前審査を受けたい場合は、自分で直接申込む必要があります。

事前に準備しておくべきなのはだいたい以下の4点。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • 源泉徴収票
  • 認印

不動産仲介業者経由で申込む場合は、先方の事務所で必要書類に名前や住所などを記入するだけでOKです。

「認印を持っていなければサインでOK」とか、「源泉徴収票は後ほど写真を撮って送ってもらえば~」など、ある程度柔軟に対応してもらえるでしょう。

 

事前審査は受けるべき?

住宅ローンの事前審査は無料で受けることができるので、気になる物件が有った場合はぜひ受けておくことをおすすめします。

なぜなら、事前審査の承認がおりると「承認通知書」というものを貰えるのですが、この承認通知書が無いと物件の契約をしてもらえないことがあるからです。

ハウスメーカーなどの住宅販売会社は、できるだけ早く家を売りたいんです。

そんな中で「契約しようと思ったけどローンが下りなかった!」→「契約は白紙に」となってしまうと、契約を進めようとしていた期間の分だけ家が売れるのが遅くなりますよね。

これを避けるためには、最低でも1社以上、「この人に融資して良いよ!」という銀行を見つけておいてもらうことが保険となるわけです。

また、仮に同時に複数の購入申し込みが有った場合、「ローンが下りるか分からない人」より「確実にお金を支払ってくれる人」を選びたくなりませんか?

確実に契約に進んでいくためには、保険の意味でも最低でも2社程度は事前審査を行っておくと良いでしょう。

 

事前審査はどれくらいの期間がかかる?

例えばみずほ銀行の事前審査に関するページを確認すると以下のような記載があります。

事前審査結果は5営業日を目処に申込ボードでご連絡いたします。
実際のお借り入れにあたっては、ご来店いただいて正式にお申し込みいただく必要がございます。
正式お申し込みによる審査の結果、ご希望にそえないこともございますので、あらかじめご了承ください。

みずほ銀行 : インターネットで「住宅ローンかんたん事前審査お申し込み」

我が家の場合、9月23日(土)の物件内覧後に不動産仲介業者経由で2つの銀行に申し込みを行い、26日(火)の昼過ぎと27日(水)の午前中に審査結果の連絡をいただきました。

(不動産仲介業者によると、「だいたいどこの銀行も3営業日くらいで結果が出る」とのこと)

 

まとめ

実際に事前審査を受けるまで、住宅ローンに「事前審査」→「本審査」の流れがあるなんて知りませんでした。ただ、その役割や必要性を教えてもらって、「無駄のないようにうまいこと考えるな~」と妙に感心してしまいましたね(笑)

事前審査を受けたからといって、その銀行で住宅ローンを組まないとダメ!というわけでもないですし、無料で受けることができるのでご安心を!

ただし、不動産仲介業者が紹介してくれる銀行とは別に、自分でも事前審査を受けたい場合は、誤って同じ銀行に審査を申込むのを避けるために「どこで事前審査を受けるのか」についてすりあわせておきましょう。